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【イギリス あるある!】いつも新しい発見がある国イギリスの面白いこと30選

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画像ファイルブリティッシュロックが大好きで、イギリスの雰囲気も大好き。

できたら短期でいいから語学留学もしてみたい。

イギリスらしいこと、もっと知りたい!

 

こんにちは、まのん@ManonYoshino)です。

イギリスって、好きな人は何度でも行きたくなる国。

 

そして行くたびに、

「きゃー、これってすごく英国的!」

とうれしくなる国。

 

でも、行くたびに、

「かんべんしてよ…、トホホ」

ということも起きてしまう国。

 

クセになる、愛すべきグレートブリテン。

連合王国。

イギリスとは、「イングランド」が日本式になまった呼び名で、国としての連合王国(UK)は、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドで構成されています。

でも、日本人に馴染みのある呼び名は、連合王国よりも、英国よりも、やっぱり「イギリス」。

 

呼び名一つでもこれだけ迷う国って他にはないのでは?と思います。

それだけいろいろと奥が深いイギリス。

知れば知るほど、その奥の深さにびっくりする国でもあります。

 

この記事では、

 イギリス人に関する「あるある」

 イギリスの暮らしに関する「あるある」

 イギリスの食に関する「あるある」

 イギリスの観光に関する「あるある」

をお届けします。

 

イギリスに興味があってもっと知りたいな、というかた。

ご覧いただけたらうれしいです!

 

イギリスはどんな国?

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イギリスといえば、近年EU(欧州経済連合)から離脱して話題になりました。ブレグジットなんて呼ばれていましたよね。

日本では、イギリスという呼び名が使われていますが、正確にはグレートブリテンおよび北アイルランド連合王国。

「イギリス」という呼び名は、連合王国の一地方であるイングランドが語源なので、実は正しくない呼び方なんですよね。

 

日本と同じく島国で、フランスやドイツなどの大陸の国々とはちょっと違った文化を持つ国でもあります。

ヨーロッパの一部と認識されるイギリスですが、「いやヨーロッパじゃない」という人もいて混乱します。

ちなみに、EU残留がわのフランス人たちの認識は、「EU離脱したから、ヨーロッパじゃないもんね」という感じ。

 

現在の、世界的に有名なロイヤルファミリーが君臨するイギリスの形は、11世紀のノルマンディー公ウィリアムによるイングランド征服以来のもの。

日本の皇室、デンマーク王室についで3番目に古いのがイギリス王室です。

 

地震などの天災も少なく、大きな戦争での壊滅的被害も逃れたイギリスには、古くはローマ時代からの数々の歴史的遺物が残されています。

古いものを守り続けるイギリスですが、一方では産業革命をいち早く起こして世界の工場と呼ばれた革新性もある国。

そして、ビートルズやローリングストーンズなど、世界の音楽を変えた先進的アーティストを次々と生み出す国でもあります。

 

それだけ歴史も奥も深い国なので、それはそれはイギリスらしい「あるある」がたくさん出てきます。

 

No.

イギリス あるある

1イギリス人に関する「あるある」イギリス人であることをとても誇りに思っている
2フットボールを愛している
3英語とアメリカ英語を分けたがる
4ソーリーを頻発する
5鼻をかむ音がすごい
6自虐ネタが好き
7シニカルジョークが大好き
8ゴシップが好き
9列を作って待つのが好き
10度胸のある運転をする
11イギリスの暮らし「あるある」天気が悪い
12シャワーが途中から冷水になる
13お湯の使用量に厳しい
14皿洗いの方法が独特
15家並みが統一されている
16イギリスの食事「あるある」

 

食事のメニューが定番の繰り返し
17イギリス人はカレーと中華料理が好き
18日本では見かけない食べ物がわりとある
19「まずお茶でも」は本当
20本当にマズい食事に出会うことがある
21びっくりするほどおいしくて安い食事もある
22意外とコーヒー派も多い
23イングリッシュブレックファーストが幻の存在
24どこに行ってもバブがある
25イギリスの観光「あるある」歴史的建造物がいたるところにある
26「中世」が体験できるスポットが多い
27無料で入れる美術館や博物館が多い
28庭園が美しい
29公共交通機関で困ることが多い
30ホテルにガッカリすることが多い

 

次の項から詳しくみていきます!

 

イギリス人の「あるある」

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イギリス人というと、どんなイメージを思い浮かべますか?

● 王室に代表されるセレブな人たち?

● 金融街を闊歩するビジネスマン?

● 奇抜なファッションの若者?

 

あたりまえなんですが、イギリスで出会うのは「ごく普通のひとたち」がほとんど。

でも、「ああこれはイギリス人!」というユニークな面も多いです。

 

イギリス人であることをとても誇りに思っている

イギリス人の多くは、なんだかんだ言っても、自分がイギリス人であるということを誇らしく思っているんだろうなあと感じます。

大英帝国として世界をリードし、産業革命を真っ先に成し遂げ、2回の世界大戦ではいずれも戦勝国。

自分の国の国語が世界共通語として、世界中の人たちみんなが一生懸命学びたがる。

そりゃ、自分の国にプライドを持つだろうなと思いますよね。

 

フットボールを愛している

イギリス人が「フットボール」と呼ぶのは、世界の多くの国々が「サッカー」と呼ぶあの競技。

ラテンの国が強いイメージがあるサッカーですが、イギリスのサッカー熱もすごいものがあります。

以前、ロンドンの鉄道駅で、ウェールズ地方で行われるサッカーの試合に繰り出す人々の行列を見たことがあります。

もう出発前から大騒ぎで、警察が出てコントロールしている始末。

「フーリガン」と呼ばれる、暴徒と化した熱狂的なイギリスのサッカーファンは日本でもニュースになっていましたね。

 

英語とアメリカ語を分けたがる

「ノー、それはアメリカ英語!「英語」では〇〇って言うんだよ」

と、真剣に訂正するイギリス人。

 

イギリスの語学学校の先生も、

「ああ、それはアメリカ英語だからダメ❌。」

なんて言ってましたね。

 

まあ、英語はイングリッシュで、イングランドの言葉ですから。

「どっちも同じ英語でしょ」

と思うかもしれませんが、けっこう違うところがあるようで…。

発音だけでなく、ボキャブラリーからして違うものがわりとあります。

 

ソーリーを頻発する

ソーリーは Sorry。

日本語で言うと「すみません」ですよね。

 

イギリスに行くと、やたらとみんながソーリー、ソーリー言っていることにびっくりするかもしれません。

「欧米の人は謝らない。やたらとソーリーなんて言っちゃダメ」

と習いませんでしたか?

 

でも、イギリスでは本当にちょっとしたことでもソーリーを頻発する人が多いですよ。

あっちでソーリー、こっちでソーリーと言いながら、目があったらニコッと微笑んで社会が円滑に回っているんですね。

 

鼻を噛む音がすごい

シーンとしている場で、

「ブーッ!」

と遠慮も何もない大きな炸裂音。

イギリス人の鼻をかむ音です。

 

鼻をすする、という行為は欧米ではマナー違反。

だから、くしゃみをするたび、ちょっと鼻水が…というとき、盛大に鼻をかむんです。

個人的には、イギリス人の鼻かみ音というのは格別に大きいような気がします。

油断していると、かなりビックリして目が覚めますよ。

 

自虐ネタが好き

なんとなくダサい自分や、なんとなく情けない自分…。

イギリス人の男性によくあるのが自虐ネタ。

 

でも、本当はちっとも自分のことを卑下したりしていないのが特徴です。

 

また、イギリス人でありながら、イギリスの「最低なところ」を笑いのネタに。

これって、他の国の人たちが単純に政府や政治家を批判しているのとは違って、笑いのネタに使うところがイギリス流なのだと思いますね。

他の国の人たちが、自国の政治の批判をするときって、たいていが「批判をしてネガティブ状態で終わっている」んです。

イギリス人の場合は、政治の批判を笑いのネタにしていくのが好きな感じ。

 

シニカルジョークが大好き

自虐ネタだけでなく、とにかくひねったジョークが大好きなイギリス人

どこまでが本気なのか、冗談なのか、理解できずに困ることもあります。

あまりに軽い感じで皮肉ってくるので、後で気づいて「やられた…」と思うことも。

ミスタービーンやモンティパイソンといったコメディアンたちのショーにも、イギリス人のシニカルジョーク好きが表れていますよね。

 

ゴシップが好き

イギリスにもいくつものゴシップ雑誌やタブロイド紙があります。

映画スターやミュージシャンのゴシップだけでなく、王室ネタも頻繁に掲載されるんですよね。

ロイヤルファミリーのセレブなイメージから、「イギリス人は上品」と思っている人もいるかもしれませんが、一般のイギリス人は噂好きで、ゴシップネタを読むのが大好きなようです。

 

列を作って待つのが好き

「好き」と言い切ってしまっていいのかわかりませんが(笑)、イギリス人は昔から、じっと待つ国民

銀行のATM、地下鉄の窓口、パン屋のカウンター、etc.

とにかく、列を作って並び、ひたすら自分の番が来るのを待ちます。

ズルは許されないし、ズルができる雰囲気じゃないくらい真剣な「待つ行列」ぶりです。

それが、老若男女、ちょっと不良のあんちゃんも、だれでもきちんと守るところがちょっとビックリ。

 

度胸のある運転をする

車好きな人が多いイギリス人。

運転に自信のある人も多いようです。

丘が連なる緑豊かな田園地帯のドライブは、美しいイギリスの風景を堪能するには最高の方法だと言う人も多いでしょう。

イギリスの田舎の道は、素敵だけれどくねくね曲がっていて、おまけに石造りの壁に囲まれていたりするんですよね。

だから、前方の見通しが悪いところも多いんですが、みなさん遠慮なく猛スピードできます。

怖くないんでしょうかね。

イギリスのドライバー、度胸のある人が多いなあと思います。

 

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イギリスの暮らし「あるある」

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ここからは、イギリスの生活の中で見かける「あるある」です。

天気が悪い

イギリスの天気というと、雨か霧、よくて曇り空…、そんなふうに聞いたことありませんか。

 

もちろん、さわやかな晴天の日もあるんです。

特に春から夏にかけての、太陽がきらきらと草木を照らす快晴の日はまるで絵画の中の世界のようだったり。

秋の日の黄金色の陽の光が、古い街並みにそそぐ様子もとても素敵。

 

なのに、イギリスというと曇天か雨というイメージ

 

確かに冬はいつもグレーの雲がどんよりと空に広がっていて、気分まで沈んでしまいそうになるんですが、降水量はそう多いわけではないんですよね。

でも、イギリスといえば思い出すのは、雨の街並み、重い雲。

観光旅でも、雨の思い出が多いです。

 

シャワーが途中から冷水になる

シャワーを浴びていたら、髪を濡らしてシャンプーで泡立てたところから、お湯がどんどんぬるくなり、水になってしまう…。

イギリスを貧乏旅行したり、学生生活を送ったことのある人なら、「ああ、あるある!」とうなずくのではないでしょうか。

 

一般家庭や、アットホームなB&Bで起こりがちなこの問題。

給湯システムが、「貯めた水を沸かす」タイプが多くて、そのタンクの容量があまり大きくないよう。

台所でお湯を使ってしまった後や、誰かがシャワーを浴びてしまった後は、もう冷水しか出なくなるんです。

そして再びお湯になるまで何時間も待つことに…。

 

瞬間湯沸かし給湯に慣れている日本人にとっては、ビックリする体験だと思います。

寒い冬の日の冷水シャワーなんて、修行以外のなにものでもないですから…。

 

お湯の使用量に厳しい

上記のように、給湯能力に限界があるので「お湯を使う」ことにかなり気を遣います。

 

留学生のホームステイでも、

「お湯をあまり使わないで」

「シャワーは週3回までにして」

などと厳しく言われる場合も。

 

電気料金、水道料金、それぞれをとても気にする家庭が多いため、お湯や水の無駄遣いは嫌がられるんですよね。

 

 日本人がイギリスで困ることの代表格がお風呂の問題。どこが困るのか、経験からお伝えします。

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皿洗いの方法が独特

イギリスの生活をのぞいてみると、皿洗いのやり方で「えっ!」とショックを受けるひと続出…。

 

ヨーロッパ諸国の中では、意外と食器洗い乾燥機の普及率が高くないイギリス。

ドイツやスウェーデンでは70%超の世帯が食器洗い乾燥機を所有している一方でイギリスでは50%に満たない数字Statista社による2021年の調査を参照。https://www.statista.com/)。

 

というわけで、食器や調理器具を手洗いする家庭が多いんですが、その方法が独特。

  1. シンクに食器洗い用洗剤を垂らし、お湯で満たします。
  2. そこに汚れた食器を入れて、ブラシでくるくると表面の汚れを落とします。
  3. そのまま水切りカゴにあげて、洗剤つきの水分を乾燥させます。

以上です。

 

洗剤を洗い流す、という工程がありません

洗剤ごと水分を払ったらおしまい、です。

もしくは、洗剤ごとフキンで拭いておしまい。

こわいですよね。

 

もう何年も前から、洗剤会社では「洗剤は洗い流してください」という注意喚起をしているようですが、いまもって

洗剤は消毒だから洗い流したらもったいない

という考えがあるようです…。

 

家並みが統一されている

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イギリスの郊外や田舎の住宅地、家並みが統一されていてとてもきれいなんです。

道路に沿ってずらーっと並ぶ高さや外壁の色が同じ家。

イギリスの典型的な風景の一つです。

 

よくあるのが、テラスハウス(長屋風に数軒以上の家がつながっているもの)や、セミデタッチト・ハウス(一つの建物を真ん中から半分に分けて、2軒になっている家)が、通りの両脇に連なっているというもの。

外壁は煉瓦で、大きさもデザインもほぼ同じなので、全体に整った印象になります。

 

イギリスを離れてヨーロッパ大陸の国々に入ると、もっと家々が個性的なのでよりいっそうイギリスの家並みを独特なものに感じます。

 

▼ もっと知りたいイギリスの日本の暮らしの違いについて、こちらの記事もぜひご覧ください!

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イギリスの食事「あるある」

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とかくネガティブ評価の多いイギリスの食事。

世界的に有名な話です。

ここからはイギリスの食事に関わる「あるある」をご紹介していきましょう。

 

食事のメニューが定番の繰り返し

イギリスで生活を始めた頃(すごく前ですが)、ステイ先はごく普通のイギリス人家庭。

そこで、びっくりしたのが1週間単位で夕食のメニューが決まっていることでした。

 

「1週間分の献立を事前に決める」…ということではありません。

月曜日は〇〇、火曜日は○○というように曜日ごとに食べるものが大体決まっているというもの。

日曜日の遅めの昼食が「ディナー」で、ローストした肉と野菜、デザートとワインが出てくる1週間で唯一豪華な食事でした。

 

このルーティン、献立に悩むこともないし、買い物も楽だし、とても合理的ですよね。

他のお宅でも、

「今日はスパゲティの日」

みたいな感じで曜日ごとに決まっているようでしたね。

 

イギリス人はカレーと中華料理が好き

イギリスのレストラン、「どこもあまりおいしくないよね」というのが長い間の評判でした。

そんな時代でもインド料理と中華料理はどこに行ってもおいしいレストランが見つかるので、イギリスの食事としては別格でした。

 

かつて植民地として統治していたインドと香港からの移民が多いイギリス。

そのため、全国どこに行っても必ずインド料理店と中華料理店が見つかるほどなんです。

どちらかというとイギリスの家庭料理は、フラットな変化のない味付けと、歯応え。

いろいろな調理法やスパイスを使って作られるインド料理と中華料理は、やっぱりイギリス人にも広く受け入れられてきました。

カレーは一般家庭でも食卓に出てきたりするくらいです。

 

日本では見かけない食べ物がわりとある

世界中の料理が手軽に味わえる国、日本。

いろいろな食材や調理法を、自分たちの口に合うようにアレンジして発展させてきました。

世界のさまざまな食材も、買おうと思えば手に入りますよね。

日本ほど、料理の幅が広い国も少ないのでは?と思います。

だから例えば欧米を旅行しても、それほど食事で戸惑うことはないのではないでしょうか。

 

でも、意外とイギリスには日本人があまり知ることのなかったディープな「イギリス食」があります

 

少し例をあげます。

 

不思議なペースト「マーマイト」

最近、日本でも通販で買えるマーマイトなどはその一例。

焦茶色のペーストで、トーストに塗って食べます。

味は、しょっぱくて苦くて不思議な味(?)。

一口で「無理!」という人も多いという、微妙な食品です(私は苦手)。

 

イモには絶対「モルトビネガー」

イギリス名物フィッシュ&チップスは、白身魚のフライにポテトフライをつけたもの。

この「チップス」、イギリスでは拍子木に切って揚げたものをチップスと呼び、袋に入って売られている、いわゆるポテトチップスは、クリスプスと呼びます。

で、チップスに欠かせないものがモルトビネガーなんです。

モルトビネガー、ツーンとくる強いニオイが特徴で、これがないとチップスが一味足りないというくらい重要な調味料です。

 

通が好きな内蔵料理

ステーキ&キドニーパイもイギリスならではの料理。

好きな人は大好き、嫌いな人はニオイだけで無理といいます。

牛肉と牛や豚の腎臓を煮込んだものをパイで包んで焼いたもの。

モツ煮が好きな人は「食べてみたいかも」と思うかもしれませんが、けっこうニオイがきついのが好き嫌いの分かれるところでしょう。

 

また、イギリスのデザート類も日本では未知のエリアかもしれません。

おいしいものがたくさんありますが、あまり日本で紹介されていないようですよね。

 

「まずお茶でも」は本当

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イギリス人は何かというと紅茶を飲む…と言いますよね。

知っている範囲でですが、本当です。

「ア・カパティ?」と聞かれたら、A cup of tea 、「お茶でもどう?」という意味。

 

伝統的な紅茶のいただき方はミルクティーです。

お好みの量の牛乳を入れたカップに、濃いめに淹れた紅茶を注ぐというのがイギリス流。

この場合、紅茶の風味を損なうので牛乳は温めたものではダメ。

また、紅茶は普通にスーパーで大箱に入って売られているもの(十分おいしい)でOK。

 

イギリスの水で淹れた紅茶は、こっくりと濃くなっておいしいんです。

 

例えば、個人経営のB&Bなんかにチェックインしますよね。

おしゃべり好きなオーナーさんなんかだと、

「よかったらお茶でもいかが?」

なんて誘われたりします。

 

今は少なくなっているかもしれませんが、ちょっと前なら、工事現場の休憩中に作業員さんが魔法瓶から湯気の立つ紅茶をカップに注いで一休み…なんていう風景をみましたね。

 

または、電車や地下鉄の中でおもむろに魔法瓶を取り出して、ティータイムを楽しむ人を見かけることもありました。

 

本当にマズい食事に出会うことがある

イギリスの食事はマズいというのが定説ですが、本当に絶望的においしくない料理に出会うことがあります。

 

イギリスの料理、全般に茹ですぎ、焼き過ぎ、味をつけなさすぎ、なんです。

野菜はくったくたになるまで茹で、肉はジューシーさを失う焼き方で、全体に「素材の味で勝負」な味付け。

でも、火を入れすぎた食材に素材の味もへったくれもないでしょう。

 

ワラジのような噛み切れないステーキは、自分で塩胡椒しないと肉の味しかしません。

茹ですぎてどんよりした緑色になってしまったインゲン、これも味なしです。

人参は茹でて水分を切っていないままステーキの皿に載せたので、お皿全体に茹で汁が広がります。

イギリスのマズい食事の一例でした。

 

安くておいしい食事にびっくりすることがある

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びっくりするほどおいしくない食事に出会うこともあるけれど、その一方で、安くておいしい食事にびっくりすることも増えてきた、最近のイギリス

 

食事がおいしくないと有名だったイギリスですが、21世紀に入ってからすごく変わってきました。

飲み物中心だったパブのなかに、「お手頃価格のおいしい食事」を売り物にするところが増えてきたんです。

街中の「冴えないレストラン」が消え、こじゃれたカフェや、センスのいい料理を出す店に代わってきています。

特に、ガストロパブとよばれる料理自慢のパブはおすすめです。

 

意外とコーヒー派も多い

紅茶ばかり飲んでいるイメージのイギリス人。

そんなこともないです、実際は。

田舎の街でも、エスプレッソやカフェラテが売り物のカフェがありますし、朝はコーヒーじゃなけりゃという人も多いです。

若い世代は特にそうかも。

ゆっくりのんびり紅茶を…というのは、「おばあちゃんのイメージ」とイギリス人の友達が言っていました。

 

イングリッシュブレックファーストが幻の存在

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イギリスの「おいしい食事」の代表格として語られることが多い、イングリッシュブレックファースト。

確かにおいしいし、朝からボリュームたっぷりの温かい食事というのはうれしいもの。

 

でも、このイングリッシュブレックファースト、意外とお目にかかれません

 

家庭での朝食といえば、トーストかシリアルにコーヒーやジュース。

普段は、みんな忙しいので、朝ごはんはそんなものです。

週末も、本格的なイングリッシュブレックファーストを食べている家庭がどれくらいあるのか…。

伝統的なフルイングリッシュブレックファーストを食べたいと思ったら、田舎のB&B(ベッド&ブレックファースト、民宿)や、中級以上のホテルでどうぞ。

 

どこに行ってもパブがある

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大都市なら、街角ごとに…。

田舎なら、村に必ず一軒…。

イギリス人の暮らしの一部になっているパブ。

本当にどこに行ってもパブがあります

単なる飲み屋ではなく、そこは仕事の後の癒しの場であり、いつもの仲間と集う場所。

昼時は働く大人のランチの場だったり、週末の家族のランチレストランだったり。

だいたいみんな「いつものパブ」に出かけます。

 

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イギリスの観光「あるある」

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イギリスを旅していると気づく「あるある」も6つほどご紹介しましょう。

 

歴史的建造物がいたるところにある

さきにちょっとご紹介しましたが、ローマ時代から中世の歴史的建造物が国中に残されているイギリス。

 

歴史を肌で感じることのできる、遺跡や建造物がいたるところにあるんです。

 

これは、建造物が石組みであることや、地震やハリケーンなどの天災が少ないイギリスならではです。

また、2度の世界大戦では主要参戦国でありながら、いずれも国土が戦場になりませんでした(空襲は受けましたが)。

そのため、壊滅的被害を受けた地域が限られていた、という経緯があります。

おかげで、今もノルマン時代の城砦やゴシック建築の優美な聖堂を拝観して、往時を偲ぶことができるんですね。

 

「中世」が体験できるスポットが多い

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1066年のノルマン・コンクエスト以降、各地に城砦や城館が築かれました。

中世という、ちょっと暗くて、ちょっとロマンチックで、謎が多い時代にロマンを感じる人は多いよう。

その時代に生きた「騎士」たちや「お姫様」は、まさにおとぎ話の世界。

子どもたちもなんとなく憧れを抱きます。

そこで人気なのが、「中世体験スポット」。

なにしろ、現実にその時代のお城が残っているわけですから、体験型ツアーや、ショーなんかはいつも人気。

特に、復活祭から秋にかけての観光シーズンは、各地の歴史的建造物でさまざまなイベントが開催されています。

 

無料で入れる美術館や博物館が多い

知る人ぞ知る、イギリスお得情報です。

ここでいう美術館や博物館、世界レベルのものばかりなのがすごいところ。

かの有名な大英博物館も、ナショナルギャラリーも、テートギャラリーも、ロンドン自然史博物館も、なんと入場料が無料です。

(特別企画展など、有料の展示もあります)

 

庭園が美しい

イギリスといえば美しい庭園、という人もいるでしょう。

普通の街中の公園もきれいですが、お城や宮殿の整備された庭園もすばらしいものがあります。

貴族の城館や、大邸宅の庭園も拝観可能なところが多く、季節の花々や「緻密に設計された」景観を楽しむことができます。

 

公共交通機関で困ることが多い

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ロンドンの地下鉄も、電車が止まったり遅れたりはしょっちゅう。

ストで全面運休という日にロンドンに到着して困ったことがあります。

長距離を走るインターシティの遅延も珍しくありません。

 

困るのは、郊外電車が途中で運休になるケース。

電車に乗っていると突然アナウンスが入り、

「この列車は次の駅で運行を停止します。乗客は全員降りてください。」

と言って、見知らぬ駅でおろされてしまうこと。

 

また、線路の工事だからといって、途中区間がバスで振り替えになっていることも…。

当然、目的地への到着時間が遅れますよね。

 

ホテルにガッカリすることが多い

全体に宿泊費が高いイギリス。

ロンドンは特にホテル代が高くつきます。

そのくせ、中級と呼ばれる3つ星ホテルでもびっくりするほど貧相な設備だったりするんです。

4つ星でようやく「普通に快適」なレベルです。

ホテルだけは、「ああガッカリ」になることが多いイギリスです。

 

▼ 歴史と伝統の国、イギリスでこそやってみるべきこと、行ってみるべきところ、味わってみるべきことをご紹介します!

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【イギリスでしかできないこと20選】イギリスを満喫したい人がすべきこと!イギリスでしかできないこと…。歴史と伝統の国、イギリスならではの旅や体験は他では味わえないものばかりです。イギリスでこそやってみるべきこと、行ってみるべきところ、味わってみるべきことをご紹介します!...

 

まとめ

イギリスの「あるある」について、

  • 人に関するもの
  • 暮らしに関するもの
  • 食に関するもの
  • 観光に関するもの

の、4つの角度からご紹介しました。

 

日本人にとって、遠い国であり、知っているようで意外と知らないことが多いイギリス。

でも、一度好きになったら、ずっとひかれ続ける人が多いイギリス。

 

皮肉たっぷりのユーモアセンスが抜群で、我慢強くて、飲んべえで、冷めているようで熱いイギリスの人々。

世界の先進国としての歴史は古いのに、意外に「不便」な部分も多いイギリスの生活。

「素敵なところだけど、食事が残念なんだよな」と揶揄されるイギリスの食事。

中世以来の歴史がそのままあちこちに残る、魅力たっぷりのイギリスの観光。

 

ぜひぜひ次の旅行はイギリスへどうぞいらしてみてください!

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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